大川剛がS級に特進 ~弥彦競輪場~

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大川剛
ペナルティから復帰後は一気に出世階段を駆け上がった

 7月5日開催の弥彦FI最終日第11レース・A級決勝に出走した大川剛(青森・121期)が、北別線の木村佑来(宮城・119期)、吉田昌司(茨城・111期)のS降りの機動型らによる包囲網を突破して1着を奪った。この優勝で大川は、6月宇都宮FIナイター、同月和歌山FIに続き3場所連続での完全優勝を達成し6日付けでS級2班への特別昇級を果たした。

 弥彦の決勝は、前受けから木村を突っ張る構えを見せるが、結局、出させて3番手に引く。すかさず吉田も上がってくるも、吉田を阻んで3番手を守った大川はバックからまくる。木村の必死の抵抗を直線で半ばで退けると、吉田の追撃も振り切って先頭でゴール。

 「(決勝を振り返って)展開に恵まれました。(今の気持ちは)素直に嬉しいです。(S級での目標は)まだちょっと実感がなくて目標とかないんですけれども、自分の力をしっかり出し切れるように頑張ります。(S級での抱負は)まだ走ったことがないので、いろいろ学ぶことがたくさんあると思うのですが、自分の力をしっかり出し切れるように頑張るので応援よろしくお願いします」

 5月に特班を決めた際の記事でも紹介したように、大川は養成所時代にはHPD教場にも選ばれたエリート候補。第3回記録会でゴールデンキャップを獲得して在所成績は2位だった。特班を決めると思われた10月京王閣FIIミッドナイト決勝で誘導員早期追い抜きの失格をして4カ月あまりの戦線離脱を余儀なくされる試練もあったが、逞しさを増した大川は遅れを一気に取り戻した。復帰後はチャレンジもA級1・2班戦も5場所ずつで通過して最高峰のS級の舞台へとたどり着いた。

権田浩一記者

2023年7月6日 21時46分

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