南関結束でV狙う菊池竣太朗 ~松戸競輪場~

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菊池竣太朗
好調を維持し決勝は番手の競走で今年4Vを狙う
A級になって成長できた

 松戸競輪場では27日に2日目の競走が行われ、A級準決勝の5レースでは菊池竣太朗(静岡・111期)が打鐘前から仕掛けてカマシを決めて押し切った。

 「想定通り。警戒されているし、駆けられる前にいけたので良かった」と準決を振り返る。
菊池は今期からA級暮らしだが「A級になって成長できた」と話す。それは自力で戦う部分が多かったことだろう。「A級は自分が自在になる感じではないから自力になる。他地区の人の番手につくのも違うので、後ろを回るのはレインボーカップくらい」。

 決勝は南関4車で結束し齋藤雄行(神奈川・121期)の番手を回ることに。「(南関で)人の後ろを回れるなら。わがままを言わせてもらって。ラインで決まれば」と話すが狙うは当然Vだろう。
「いずれ自分が出切っ切れなくなっても、番手のところまで外から追い上げて勝負できるように」とは再度S級に上がった時の話。そこまで力を付けていく菊池に注目したい。

木村貴宏記者

2023年12月27日 22時15分

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