菊池竣太朗が完全Vに王手をかけた ~松戸競輪場~

S級点確保に勝負駆けだ
6月1日(日)から松戸競輪で1、2班戦だけで行われているミッドナイトは3日(火)に最終日が開催される。今シリーズは松戸らしからぬ荒れ方をしたレースが多かったが、決勝に勝ち上がった7名は間違いなく好調だ。その中でも菊池竣太朗(静岡・111期)が連日、抜群の動きを見せている。
前検日には「今回は優勝を狙いに来ました」と強気に話していたが、決勝まで無傷で勝ち上がって来た。予選は地元の小埜正義(千葉・88期)を連れ込めなかったが、準決は快速まくりで近藤俊明(神奈川・87期)とワンツーを決めた。それも初日特選で強い勝ち方をした伊藤慶太郎(埼玉・107期)を沈めた走りなのだから仕上がりの良さが光った。
「練習の成果が出てますね。それくらいの練習をしてる。仕掛けた時に中団が空いていたので休むか一瞬だけ迷いましたが(笑)出し切らないと後悔するので。意味のあるレースができました。今はS級にいた時よりも自力はあるし、決勝戦が楽しみです」と自信を覗かせていた。
2025年6月3日 02時10分
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選手詳細データ
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菊池竣太朗 選手静岡・111期