Vを量産する坂田康季 ~取手競輪場~

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坂田康季
今回も力強さを見せて6連続Vを目指す
今回はレインボーカップA級ファイナルの前哨戦

 取手競輪場では明日の12日からA級1、2班戦でのモーニング開催が行われます。ここでは目下、5連続V中の坂田康季(佐賀・121期)に注目した。

 坂田は10月の佐世保から5連続V。8月からしてみても8VとVを量産している。7月終わりの取手では「もう(決勝)2着は嫌だ」と話していたし、なかなかVが獲れずにいたが一変した。
「師匠(原司)から一回優勝を獲れば獲り続けるからって言われて。そのままの勢いできた感じです」と話すが、流れも良く戦えているのだろう。

 来年からは初のS級に挑み、一発目はいきなりGⅢの立川記念だ。「立川記念の前に、レインボーカップで9車で走れるのは大きいですね。よりワンテンポ早めに仕掛けて長めに走る方がいいよと周りから言われました」と
9車対策も何とかなったようだ。
 取手の後の佐世保レインボーカップA級ファイナルでは、初日でも対戦する小原丈一郎(青森・115期)も出走予定。坂田は「(小原もいるし)レインボーカップの前哨戦」とにらむ。
坂田は今はA級最強と言っても過言ではないが「いやいや、挑戦者として挑みますよ。どれだけ経験を持っているかですから。秋本(耀太郎・栃木・117期)さんもダッシュがあるし」と隙は見せない。
今回は好メンバーがそろい激戦だが、まずは初日特選を勝って存在感を植え付けるはずだ。


 

木村貴宏記者

2024年12月11日 18時20分

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