S級点確保へ末廣快理が勝負駆け ~取手競輪場~

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末廣快理
仲野結音(左)と写真撮影を行い2人で呼吸を合わせ決勝に挑む
決勝は仲野結音を目標にVを狙う

 取手競輪場で行われている12レース制のモーニング開催では28日に2日目の競走が行われて、
メインレースの12レースでは末廣快理(兵庫・121期)が豪快なまくりを決めて連勝で決勝に進出した。

 「顔見せの時から軽かったし、バンクも軽かった」と動きは良さそうだ。
 決勝のメンバーが決まると末廣は悩み熟考。電卓を探しにも行った。点数の計算だろう。
「決勝を勝つと90.6になると思う。優勝すればS級点が狙える。仲野(結音・大阪・117期)君の番手に行きます」。
連係などについて聞くと「人の後ろも回ったことはない。番手を回ることで帰ってからは先輩方に怒られるかもしれない。でも…」。
やはりS級は末廣にとっても魅力的であるし、是が非でも一着を獲りたい構えなのだろう。

 2人の関係は意外なところにある。「アマチュアの頃に仲野君と合宿したりもした。むしろ関係は深いと思う」。
横にいた仲野も「5年くらいかな」と教えてくれた。
末廣のVの鍵を握るのは仲野で、任されて発奮するはず。末廣のV奪取なるかに注目だ。
 

木村貴宏記者

2024年12月28日 18時00分

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