佐々木龍が節目の200勝 ~前橋競輪場~

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佐々木龍
報道陣の要望に応え200勝ポーズを決める
初日と同様に塩島崇一朗を交わす

 前橋競輪場で行われている「第34回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」(G1)は、10月25日に3日目を迎えた。7レースでは佐々木龍が塩島崇一朗の先行を交わして1着。通算200勝の節目を達成した。
 
 「200勝は全然わからなかったです。それよりも塩島とワンツーを決められてうれしい。塩島君は冷静でしたし、取鳥君が行ったところを巻き返してくれた。強くて、最後も差せないかと思いました。(次の目標は)ウィナーズカップの選考期間でもありますし、(勝利を)1つ1つ積み重ねていきたいですね」と、節目の勝利よりもマーク選手らしく、先行選手とワンツーが決まったことを喜ぶ。

 南関東はS班の郡司浩平、岩本俊介に、深谷知広、松井宏佑ら自力選手が豊富な地域で塩島のような若手選手も台頭してきた。「勢いがある雰囲気は感じています。自分は番手の選手として、ラインとしての厚みを加えられるように頑張っていきたい」と、それぞれの持ち場を守り、ラインを強固にしていく決意を語った。

小山裕哉記者

2025年10月25日 14時45分

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