河野通孝が地元白星スタート ~取手競輪場~

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河野通孝
気持ちを入れ直して臨む
白星発進も内容を反省

 11月22日に取手競輪場でFIシリーズ『KEIRINフェスティバル』の初日が開催された。9RのS級予選のメインには橋本壮史-河野通孝の地元コンビが登場。レースは関東勢が中団からスタートして、橋本が打鐘前1センターからの押さえ先行を敢行。中団で外併走となった原口昌平が前団を叩きにかかるが、橋本がそれを合わせ切って、最後は番手を回った河野がゴール前で差し切った。見事、地元で白星スタートとなった河野だが反省点もあったようで、準決は気合いを入れ直す。

「全部、橋本がやってくれましたね。自分は踏み出しがきつくて少し口が空いてしまったし情けない。地元だからか、なんか体がフワフワしていますね。(最後は差し切って1着だが)橋本が赤板から踏んでいってくれたし、カマシの展開になっていたら離れていたかもしれない。橋本は踏み出しがすごく良くなっているし、強くなっていますね。自分ももっと余裕をもって追走していかないと、上では話にならない。今日の一走で刺激は入ったと思うので、準決はしっかり気持ちを入れて走ります」

 準決勝は最終10Rのメインに登場予定。シード組の纐纈洸翔や川津悠揮もいるが、再度連係する橋本と地元好連係を決めて決勝進出を狙う。

髙野航記者

2025年11月22日 16時13分

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