日本勢がメダルラッシュ!! ~2021UCIトラックネーションズカップ(香港)~

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メダルを見せる脇本雄太(左)と新田祐大(右)(提供・the cycling association of Hong Kong China)
脇本雄太(福井・94期)は銀、新田祐大(福島・90 期)は銅メダル

 5月15日(金)、中国・香港で開催されている2021UCI トラックネーションズカップの男子ケイリンにおいて、東京オリンピック内定選手の脇本雄太選手(福井・94期)が銀メダル、同新田祐大選手(福島・90期)が銅メダルを獲得しました。

 脇本雄太選手
 「決勝も自分らしいレースをすれば優勝できると思っていたが、ライバルである新田選手との牽制があり、新田選手しか見ておらず周り全体が見えていなかったため、対応が遅くなってしまったのが敗因。脚の感覚は良いので、明日のスプリントを頑張りたい」
 新田祐大選手
「予選は消極的な部分があったが、2回戦では自分と戦うレースが出来て良かった。決勝は、脇本選手を意識し過ぎてマレーシアの選手が逃げていることに気が付けなかった。相手を甘く見過ぎたことと、自分の力を過信し過ぎた。今回の反省を活かし、オリンピックに向けてしっかりと準備をしていきたい」

 女子オムニアムでは、東京オリンピック内定選手の梶原悠未選手が昨日のエリミネ―ションに続いて金メダルを獲得しました。

 梶原悠未選手
「世界チャンピオンとして相応しいレースをしたいと思って挑んだが、最初の1種目目は周りを気にし過ぎてしまって、自分のレースが出来なかった。コーチからも『喝』を入れられ、2種目目からは、自分でレースを作ることができた。今回のレースでは自分から仕掛けるという覚悟と意識が足りなかったと反省している。小さなミスもあったので反省し、オリンピックまでに修正していきたい」

 男子マディソンでは、東京オリンピック内定選手の橋本英也選手(岐阜・113 期)、今村駿介選手がUCI 国際大会で日本勢初のメダルとなる、銅メダルを獲得しました。

 橋本英也選手
 「マディソン種目では、日本勢初のメダルを獲得できたことは光栄。悔しい3位ではあるが、一つステップアップできたのは良かった。今後は自分の経験を元に、今村選手に色々と伝えていきパリオリンピックを目指したい」
 今村駿介選手
 「今回は少人数だったので、メダル獲得は狙ってた。レースを重ねてきて疲れはあったが、メダルが獲得できて良かった」

 女子パシュートでは、古山稀絵選手が銀メダルを獲得しました。

 古山稀絵選手
 「今回は順位よりタイムを更新することを意識していたが、思うような結果が出せなかったことが今後の課題。この状況の中開催していただいたことに感謝したい」

熊谷洋祐記者

2021年5月16日 11時10分

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