チームパーシュートに続いて個人二冠

　5月26日、400バンクを舞台に青森競輪場で開催されている「第72回全日本プロ選手権自転車競技大会」で個人4キロパーシュート決勝が行われて、アジアチャンピオンの窪木一茂が4分40秒146のタイムで3連覇を目指した近谷涼を下して優勝した。これで4kmチームパーシュートに続いてのVで個人二冠となった。

【窪木一茂　福島・119期・S2】
　「疲れがたまっていたので勝てるか不安でした。外で走るのもなかなかないのでバイクも初めてでしたし、結構、劣悪な環境でしたけど、バイクの性能にも助けられて北日本っていう地の利もあって助けられたのかなって思います。楽に走ろうと思ってそうしたら負けていることに気が付いたのでやばいなと思って踏み込みました。近谷選手も力がありますし、競輪でもちょっとずつ良くなってきているのが分かっていますし、勢いあるのがわかっていたので本当に要注意していました。みんなは言いますけど、簡単に勝てるものじゃないと思っていたので、しっかりとアップして優勝できて良かったです」