アジア王者の橋本英也が別格の走り ~全プロ競技大会~


前回、前々回と連覇をしていた小林泰正を引き離して圧勝
青森競輪場で開催されている「第72回全日本プロ選手権自転車競技大会」。エリミネイションレースは、1周ごとに最後に通過した競技者がエリミネイト(除外)されていき、最後まで残った競技者が勝者となる競技。
残りが橋本英也、小林泰正、内藤宣彦、水谷良和の4人になったところから橋本がグッとペースが上げていく。内藤が橋本を追っていくが、水谷は追走で一杯になり、最後に小林に抜かれる。残り3人になり橋本がさらにペースを上げると、内藤は橋本に離れ、橋本は後続を大きく離して一人旅に。小林は内藤を抜くも、前の橋本とは大きく車間が空いて、この時点で勝負アリ。橋本は最後の1周を余裕で走りきり、アジア王者の実力を見せつけた。
【橋本 英也(岐阜・113期・A2)1位】
「全プロのエリミネイションは初めてですけど、優勝できてうれしい。(周回中に)ごちゃついてしまって椎木尾さんには申し訳なかったです。無事に優勝できたことはホっとしています。アジアチャンピオンジャージを着るからには優勝したいと思っていたし、できてよかった。普段の250だと、2周に1回ですけど、今回は毎周ですし、違う。久々の外(バンク)っていうのも違いましたね。(途中から)後ろでごちゃつくよりは前でもいいなと。ペースは速くなかったですし、脚は減っていなくて大丈夫だったので。4人のアタックになった時に3位以内の人の争いになると読んでいたし、そこがはまった」
2025年5月26日 17時59分
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選手詳細データ
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橋本英也 選手岐阜・113期