橋本英也がアジア選手権でオムニアム3連覇! 小林優香はスプリントで銅メダル獲得

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橋本英也
オムニアムで3連覇の偉業を達成!
(写真提供=More CADENCE)
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左:ザカロフ 中央:橋本英也 右:シン・ドンジン (写真提供=More CADENCE)
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デットヒートを繰り広げる橋本英也(前)とザカロフ(後) (写真提供=More CADENCE)
橋本英也が通算4度目のアジア王者

 10月19日、韓国・鎮川(ジンチョン) で開催された「第40回アジア自転車競技選手権」の大会3日目で、橋本英也(チーム ブリヂストン サイクリング /JPCU岐阜)が男子エリートオムニアムで金メダルを獲得。3連覇(2016年、2018年大会でも優勝)を成し遂げて、自身4度目のアジア王者に輝いた。また、チームパシュートに続いての優勝となり、今大会2個目の金メダル獲得となった。
 橋本はトラック中長距離種目のエース。オムニアムはスクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの4種目の合計ポイントを争う。それぞれの種目で異なる能力が求められる上に、駆け引きなど複雑な心理戦も繰り広げられるだけに、真の総合力が問われる。
 橋本は第1種目のスクラッチで2位となると、第2種目のテンポレース、第3種目のエリミネーションは共に1位で、総合ポイントを118ポイントまで伸ばし、2位に6ポイントの差をつけてトップ。最終種目のポイントレースでは、サガロフ(カザフスタン)に詰め寄られる場面もあったが、後半に底力の差を見せて総合優勝を飾った。

◆橋本英也コメント「今はメダルを獲れる位置にいると思うので、しっかりメダル獲得をして、ワールドカップ、世界選手権、オリンピックへとつなげていきたい」

男子エリート オムニアム結果
1位:橋本英也 (日本)
2位:ザカロフ(カザフスタン)
3位:シン・ドンジン(韓国)

久保ひとみ記者

2019年10月20日 19時18分

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左:ゾン・ティエンシー 中央:リー・ワイジー  右:小林優香 (写真提供は「More CADENCE」)
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小林優香と太田りゆの激しい銅メダル争い(写真提供は「More CADENCE」)
日本人対決は小林優香が制す

 10月20日、大会4日目に行われた女子スプリントで、小林優香(福岡・106期)が銅メダルを獲得した。
 1/2決勝で、現世界チャンピオンのリー・ワイジー(李慧詩:香港)に惜しくも敗れた太田りゆ(埼玉・112期)との日本人対決となったが、小林が2本先取のストレート勝ちで3-4決定戦を制した。
 金メダルはリー・ワイジー (李慧詩:香港)が獲得して、スプリントで4連覇の偉業を達成、通算6度目の優勝を飾った。


女子スプリント結果
1位:リー・ワイジー (李慧詩:香港)
2位:ゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)
3位:小林優香(日本)
4位:太田りゆ(日本)

久保ひとみ記者

2019年10月20日 19時18分

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