ケイリンで新田祐大が決勝5着 ~UCIトラックワールドカップ第3戦・香港~

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新田祐大
今シーズンの結果が東京五輪出場枠を大きく左右する
河端朋之は準決勝で惜敗

 11月29日~12月1日の日程で、『2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦』が中国・香港で開催されている。
 30日に行われたケイリンには、日本から世界ランキング1位の新田祐大、2018年世界選手権で銀メダルを獲得した河端朋之が参戦した。
 
 今シリーズは今年の世界選手権チャンピオンで日本でもお馴染みのマティエス・ブフリ(オランダ)、リオデジャネイロオリンピック金メダルのジェイソン・ケニー(イギリス)など世界のトップクラスが顔を揃えており、世界選手権に匹敵するハイレベルな戦いとなった。新田はストレートで、河端は敗者復活戦を勝ちあがり準決勝へ。2つレース(各6名ずつ)ある準決勝で、共に1組目となった。新田はハリー・ラブレイセン(オランダ)、ブフリに続き3着で決勝進出を決めたが、河端は惜しくも4着となり、順位決定戦に回る結果となった。
 
 決勝戦は新田の他にブフリ、ケニー、ラブレイセンなど世界の強豪が勝ち上がったが、優勝を果たしたのは、ワールドカップ初参戦となった無名のカラム・サウンダース(ニュージーランド)だった。新田は3コーナーで相手のあおりを受ける不利もあり5着に敗れた。
 なお、順位決定戦に回った河端は4着となり、最終成績は第10位となっている。
 
 
 

堀江鉄二記者

2019年12月1日 12時30分

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