寬仁親王牌の権利をかけて

　4年ぶりの開催となった「第70回全日本プロ選手権自転車競技大会」が、5月29日に富山競輪場で行われた。雨のなかでの競技になったが、すべての競技が無事に終了。10月の寬仁親王牌（G1）初日の理事長杯（ケイリン、スプリント、1㎞タイムトライアルのそれぞれの優勝者）の権利がかかってただけに、いつもの競輪とは違ったなかで、手に汗握る戦いが繰り広げられた。
　主な結果は、以下の通り。

【ケイリン】
1位　山口　拳矢（岐阜・117期・S1）
2位　吉田　拓矢（茨城・107期・S1）
3位　南　修二（大阪・88期・S2）

【スプリント】
1位　雨谷　一樹（栃木・96期・S1）
2位　河端　朋之（岡山・95期・S2）
3位　渡邉　一成（福島・88期・S1）

【1㎞タイムトライアル】
1位　菊池　岳仁（長野・117期・S1）
2位　新田　祐大（福島・90期・SS）
3位　松井　宏佑（神奈川・113期・S1）

【チームスプリント】
1位　関東地区（菊池岳仁、中島詩音、末木浩二）
2位　中部地区（山口拳矢、志田龍星、森川康輔）
3位　四国地区（太田竜馬、島川将貴、久米康平）

【4㎞個人パーシュート】
1位　近谷　涼（富山・121期・A3）
2位　新村　穣（神奈川・119期・S2）
3位　渡辺　正光（福島・95期・A1）

【4㎞チームパーシュート】
1位　南関地区（小原太樹、嶋津拓弥、堀内俊介、佐々木龍）
2位　九州地区（安東宏高、阿部将大、小岩大介、一丸尚伍）
3位　中部地区（近谷涼、重倉高史、吉川希望、南儀拓海）

【エリミネイション】
1位　小林　泰正（群馬・113期・S1）
2位　小林　潤二（群馬・75期・A1）
3位　舛井　幹雄（三重・71期・S2）