チームパーシュートは九州地区が大会新 ~全プロ競技大会~

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心ひとつに息を合わせた九州チーム
レコードで強豪を撃破

 5月27日、500バンクを舞台に高知競輪場で開催されている「第71回全日本プロ選手権自転車競技大会」は、スプリント、ケイリン種目の予選が行われ、決勝種目一発目に4㎞チームパーシュートが各地区の8チームで争われた。北日本地区との対戦になった九州地区の福岡チーム(角令央奈、原井博斗、橋本陸、上野恭哉)が、4分17秒878の大会レコードを叩き出して優勝。5連覇がかかっていた南関地区(3位)、中部地区(2位)らをくだした。

【角 令央奈(福岡・98期・S2)】
 「思った以上にタイムが出ましたね。(目標の)設定タイムは4分21秒台くらいだったんですけど、(前半に)突っ込んだ時に出すぎかないうのがあった。でも、体が動いたんで、そのままいきました。500バンクだったので、400バンクで(500バンクの選手交代を)計算しながらすごい練習した。自分は来期がA級なんですけど、これがキッカケになって、福岡チームからどんどん優勝者を輩出できるように。まだみんな(若いので)名刺配りみたいなもんだし、自分も頑張っていって、後輩を育てていきたい」

【原井 博斗(福岡・115期・A1)】
 「結構、オーバーペースで入っちゃったけど、結果オーライでした。500バンクをイメージして、しっかりと練習と準備をしました。(大会新は)予想外でしたけど、みんなで頑張って優勝できた。来期はS級に戻るので、G1(10月の寬仁親王牌)にも出られる。G1はいまのところこれ(全プロ競技大会で上位成績を収める)しか出られないので、頑張りたいですね」

竹内祥郎記者

2024年5月27日 12時20分

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