意地を見せて連覇

　高知競輪場で開催されている「第71回全日本プロ選手権自転車競技大会」は、4㎞個人パーシュートの決勝が9人で争われた。最後の5組で登場した近谷涼が、4分34秒791で直接対決となった2位の渡辺正光に10秒近い差をつける完勝。連覇を果たした。

【近谷　涼（富山・121期・A2）】
　「競輪の脚がついてきて、点数も取れるようになってきた。ただ、それに反比例するように（競技のパーシュートの）力は落ちている。本職は競輪なんで仕方がない部分もある。それでも負けたくなかった。団抜き（チームパーシュート）は2位で悔しかったんで、ここで勝てて良かった」

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  近谷涼 選手富山・121期