チャレンジ決勝は121期3名が激突 ~松戸競輪場~

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荒川仁
地元決勝で援軍は充実
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堀航輝
積極策で同期に挑む
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近谷涼
単騎で優勝実績あり
4対2対1の戦い

 12月1日(木)から松戸競輪場でF2ナイターシリーズ『第19回チャリロト松戸杯』が開催されており、3日(土)に最終日を迎える。11レースのチャレンジ決勝では121期3名が勝ち上がり激しいバトルが繰り広げられそうだ。

 地元南関地区は4車で結束。先頭を走るのは地元の荒川仁(千葉・121期)だ。
 「決勝で4車の先頭を走るのは初めてだと思う。準決は別線の動きを見ながらペースで踏めた。決勝も持ち味を出したい。自分の持ち味はダッシュなのでそこを生かす」と連日、プラン通りに走れており、決勝も持ち味を出すつもりだ。

 「同期はどっちも強いので。堀さんはラインができたから先行もあるだろうし、近谷さんは単騎になったけど、まくりがあるから警戒していきたい。その中でラインから優勝者を出せれば」と同期2人を最大限に警戒してライン4車を生かしたレースをする。

 堀航輝(青森・121期)は4車の荒川に真っ向勝負を挑む構えだ。
 「準決は結果的にまくりになってしまったのは反省ですね。ただ展開を見ながら走れている」と連勝での勝ち上がりだが、レース内容に納得していない。

 「前回の大宮決勝はそれまでの反省を生かしてデビューから初めてってぐらい、強気なレースができた。そのレースで準優勝できたことで自信がついた。競輪祭で優勝した新山(響平)さんみたいに大舞台で先行するのが理想なので、チャレンジの決勝でまくりに構えるようなことはしたくない」と同県の大先輩に憧れをもつだけに迷わず主導権を取りにいきそうだ。

 単騎となった近谷涼(富山・121期)は「単騎は10月の武雄決勝以来ですね。その時は優勝でした」と単騎戦も問題なし。

 「同期2人は強いから迫力のある戦いになると思う。見ているお客さんは楽しいレースになるんじゃないですかね。単騎なので、タイミングを見ながらいけるところから一発を狙っていきます」と別線の動向を見極めて今期4度目の優勝を虎視眈々と狙っている。

池端航一記者

2022年12月2日 21時41分

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