荒川仁が今節から仕切り直す ~取手競輪場~

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荒川仁
前回は惜しくも準Vで特別昇班を逃し今回は一から仕切り直す
養成所6位の期待の新人

 11月16日(水)から取手競輪場でF2シリーズが開幕する。今回は西日本勢も含めた開催で接戦気配だが、チャレンジ戦から荒川仁(千葉・121期)にスポットをあてる。

 名門自転車部(明治大学)の出身でアマチュア時代に名を残し、養成所を6位で卒業したポテンシャルの高い逸材。本格デビュー戦の函館予選で不運の落車となり同期に2カ月遅れを取ったが、復帰戦の9月武雄では地元地区で人気を背負った同期の中川聖大(福岡)より先に仕掛けて完全Vを達成。次走の10月宇都宮では小坂丈(茨城)と治田知也(新潟)を下して連続完全Vを決めた。

 前回の伊東で特別昇班にチャレンジしたが、正攻法から後方まで下げしまい中川聖大に武雄でのリベンジを果たされた。
「特別昇班を狙っていただけに残念。でも仕掛けどうこうより、自分でダメな展開にしてしまった。また一からやり直しです」と、すでに気持ちは前に向いていた。
 
 取手はクセのない走りやすいバンクとの評判が高く、存分に力を出し切って白星スタートを切る。

永岡孝史記者

2022年11月15日 16時16分

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