荒川仁が3場所連続完全V ~大垣競輪場~

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荒川仁
このまま連勝街道を突き進んでS級へ
千葉のホープが特班

 大垣競輪場で12月25日の最終日に行われたチャレンジ決勝で、荒川仁(千葉・121期)が優勝。荒川は松戸、岸和田に続いて3場所連続の完全Vで、A級2班への特班を遂げた。
 本格デビューとなった7月の函館初日でいきなり落車に見舞われた荒川は、2カ月以上の欠場を余儀なくされ9月の武雄で復帰。その武雄を3連勝の完全Vで初優勝を飾ると次の宇都宮も完全優勝。続く伊東では連勝で勝ち上がり特班にリーチをかけながらも、決勝は同期の中川聖大のまくりに2着。大垣の今シリーズが2度目の特班トライだった。大垣決勝では盤石の態勢から、まくりで同期の近谷涼をちぎって優勝。養成所ではゴールデンキャップも輝いた在所6位。アマチュアでの実績も十分なルーキーがA級1、2班戦にステージを上げて、師匠の和田健太郎(千葉・87期)が待つS級に一歩近づいた。

竹内祥郎記者

2022年12月26日 23時10分

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