同世代を意識する荒川仁! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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荒川仁
同世代へのライバル心はむき出しだ!
「同世代のなかで1番最初に9秒台を出したい」

 5月21日(火)にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 5月 第3戦の初日が行われた。第6レースでは荒川仁(千葉・121期)が後続を寄せ付けない圧勝劇を披露した。

 「早めにきたら引いて遅いと突っ張るつもりでした。引いたら詰まってしまって留まるか引くか迷ってあの形に。引いてからはあれより遅いと前が駆けちゃうので仕掛けるならあそこからかなと。4レースの安倍君のレースは意識していなかったけど、結果的に同じようなレースになりましたね」と引くか粘るかの迷いはあったようだが、結果的には有無を言わせない完勝だった。
 「体の感じは結構良い。ここ最近、バンクで練習ができなかったけど、直前は2、3回バンクで練習できてそれもあって動きが良い。今日は出切って後ろを確認してペースを入れてナイトに向けて温存できた。後ろに誰かいるとゴールに向かって上げていかないといけないからその分、脚を使わずにすみました」とバンク練習できたことで状態の良さを実感。ナイトに向けても体力を余すことができた様子。
 「河端さんは置いといて、同世代のなかで1番最初に9秒台を出したいので、前回の真鍋(智寛)君も10秒0台(10.075)を出しているし、今回の黒瀬君もタイムを出しているから意識しちゃいますね」と同世代へのライバル心はむき出しだ。順当に勝ち上がれば黒瀬とは決勝で相まみえるだけにともに無傷での優出に期待したい。

池端航一記者

2024年5月21日 16時41分

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