雨のエリミネイションは小林泰が連覇 ~全プロ競技大会~
師弟対決は今年も弟子に軍配
高知競輪場で開催されている「第71回全日本プロ選手権自転車競技大会」は、エリミネイションに25人がエントリー。500バンクの長走路でのサバイバルレースは昨年同様、小林泰正、小林潤二、舛井幹雄の3人が最後まで残り、その中で舛井が先に脱落。群馬の師弟でのラスト1周のバトルは、弟子の泰正に軍配。日本選手権(G1)で優出も果たし競輪でも波に乗る泰正が、得意の種目で連覇を遂げた。
【小林 泰正(群馬・113期・S1)】
「去年に引き続きメンバーもすごかったんで(勝てて)良かったです。マークされると思ったんで、逃げたりもしなきゃっていうのがあった。でも、マークがキツくて思うような走りができなかった。舛井さんも強かったけど、最後は意地でした。今年はダービー(日本選手権)で決勝に乗れてから、自信もついてきている。ただ、自力選手として、もっと強くなっていかなくてはっていうのを感じています」