大ケガを乗り越えて掴んだ勝ち星

　9月26日に初日を迎えた松戸競輪で、地元戦に臨んだ石井貴子(千葉・106期)が逃げ切り勝ちを収めて4月和歌山以来の勝ち星を挙げた。

　石井は5月の京王閣で行われたガールズコレクションの落車で大ケガをし約3カ月の欠場。復帰3場所目にして嬉しい1勝を飾り、レース終了後の取材に応じて「今日は先行しようと思っていたし、車番的に後ろから押さえていくよりも前からいける所で踏みました。地元戦で勝ててほっとしました」と安堵した様子。

　ただ、まだまだ本調子には遠いようで「ようやく最近まともに練習ができるようになって。欠場していた間はほとんど練習ができていなかった。この1勝をきっかけに少しずつ調子を上げていきたい」と現状をみつめながら、一歩ずつ前進する。

　大一番に強い石井が、ビックレースで活躍する日もそう遠くはなさそうだ。

• 選手詳細データ

• 
  石井貴子 選手千葉・106期