児玉碧衣が連勝記録更新 ~広島競輪場~

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児玉碧衣
サマーナイトFの悔しさを糧に連勝記録を更新
つまずいて、さらにその輝きを増す

 11月13日に広島競輪場で行われたF1シリーズ最終日のガールズケイリン決勝で、児玉碧衣(福岡・108期・L1)が3番手からのまくりで完勝。人気に応えて優勝を飾った。7月末の静岡からの連勝を25に伸ばした児玉は、これまでのガールズケイリンの連勝記録を更新した。
 7月函館のガールズケイリンフェスティバルでは742着。決勝進出を逃すとともに、まさかのシリーズ未勝利に終わった。
 「ずっとトップにいたいってあらためて確認できた。自分のなかでモヤモヤしたのがあったんですけど、結果が出なかったんで、モヤモヤがスッキリした。練習あるのみ。やらなきゃいけないっていうのがはっきりした。死ぬ気で練習して、(ファンの人たちに)変わったと思ってもらえるように」との言葉通り、函館直後の静岡から快進撃を続けて、新記録を結実させた。今年もグランプリ出場が確定的な児玉は、11月18日からの小倉で行われるガールズグランプリトライアル、武雄を経て、年末の静岡でグランプリを迎える。ノンストップでグランプリ4連覇の偉業達成となれば、32連勝の記録を携えて女王が君臨する。

竹内祥郎記者

2021年11月13日 19時02分

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