児玉碧衣は着実に良化 ~川崎競輪場~

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児玉碧衣
2日目を終えて笑顔が戻ってきた
決勝も絶対的な人気を背負う

 9月4日から川崎競輪場でF1ガールズシリーズが開催されており、5日に2日目が終了。8月の武雄を1本欠場して今回が復帰戦だった、児玉碧衣(福岡・108期)は一歩ずつだが、本来の動きを取り戻しつつある。

 初日のレース後は「キツい。レース前はかなり緊張した」と話していたが、予選2を終えた後は「とりあえずホッとしましたね。踏んだ感じはまだまだだけど、気持ち力が入るようになったし、呼吸も初日より楽になっている」と初日と違い、普段同様のリラックスした表情で検車場に戻ってきた。
 「冷静さはありましたね。お尻を落として踏んだ感じがサドルを押さえ付けられていないけど、今回ばかりは割り切るしかない」と自身の状態に100%の納得はしていないが、女王は現状で戦える術を持っている。
 「内枠の2人(1番車・高木佑真)、(2番車・吉岡詩織)は連日、前々へ動いているから警戒したい」と油断もなく、絶対女王が貫禄の完全優勝へまい進する。

池端航一記者

2022年9月5日 21時51分

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