児玉碧衣が復帰後初勝利! ~小倉競輪場~

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児玉碧衣
1着ポーズで笑顔で写真撮影
レース後はホッとした表情も見せた

 2月12日(日)から小倉競輪場で開催されているF1ガールズナイターは13日(月)に2日目が終了。第6レースで今開催が復帰2場所目となる児玉碧衣(福岡・108期)が会心のカマシを披露して今年初勝利を決めた。

 レースは打鐘まで動きがなく、最終ホームを目掛けて児玉が一気のカマシを敢行。ライバルたちをぶっ千切る仕掛けで快勝した。
 「立ち漕ぎで後輪が浮いてしまっているし、上半身と下半身の連動が相変わらずできていない。後輪が浮いてしまうのは初めての感覚。体を寝かすことはできたけど、自分はお腹で踏むタイプなのに脚で踏んでしまっている。本来の踏み方ができていないってことですね。上がりタイムも12.4ですし」とまだまだ納得していない。それでも「1着を取れてホットした」と安堵の表情を見せていた。

 「復帰してすぐの開催で師匠がいるのは気持ち的にも楽になる。師匠がレースを見てすぐにアドバイスをくれるし、自転車とかもすぐに見てもらえるので心強い」と心強い存在である師匠(藤田剣次)が今開催いることも支えになっているようで、連日、レース後は師匠と自転車に向き合っていた。

 決勝は昨年3月以来で姉弟子の小林優香との対戦。普通開催での対戦となると15年12月の熊本決勝以来3度目となる。「今の状態で気負うこともないし、それが良い方向に向いてくれれば。姉弟子との対戦は妹弟子と対戦するときと違って緊張もしないので。もっと良くなることを願いたい。今開催追加できた、優香さんを後悔させたいですね。苦しめられるようにして結果を。良い所を出せるレースをして優勝して帰りたい」と本来の姿を1日でも早く取り戻すためにも姉弟子で好調な小林優香に胸を借りるつもりで挑む。

池端航一記者

2023年2月13日 21時29分

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