ガールズグランプリ出場も現実的に

　7月30日（火）に行われた川崎競輪ナイターガールズF1、2日目7レースは、鋭い差し脚を見せた當銘直美（愛知・114期）が1着。節目の通算100勝を達成した。

　前回のサマーナイトでリーチをかけたが、今回の初日はまさかの3着。予想外に足踏みしてしまったが、気持ちに整理をつけたのが功を奏した。直線で目を見張るような伸びを見せて、節目の100勝を達成した。

　「初日は、レースで何をするかをちゃんと決めずに走っちゃったのがだめだったし、今日（2日目）はちゃんと自分のやることを決めて走ったのが良かったです。最後に届いて、一安心です。100勝するには、（デビューから）10年掛かると思ってました。途中から（1着を取るペースの）スピードが上がって良かった」

　今年はパールカップの勝ち上がりで連勝し、決勝5着。サマーナイトでは決勝3着と、G1でも結果を残せるところまでレベルアップ。節目を迎えてもなお、もう一つ上のランクを目指す。

　「初めて賞金ランキングの高い所（30日現在で11位）にいられているので、挑戦者のつもりですけど、このランキングを維持して、競輪祭に出たい。今の位置は自分でもびっくりなんですけど。舘（泰守）さんに練習を見てもらって、ここまで来れたので、恩返しができるように頑張りたいです」

　地道なレベルアップを重ねて、地道に勝ち星を重ねて迎えた通算100勝。集中力を切らさずに後半戦を戦い抜いて、グランプリ争いの勝負権のある位置をキープしたまま競輪祭を目指す。

• 選手詳細データ

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  當銘直美 選手愛知・114期