「明日こそは勝って決勝にいきたいけど、まずは確定板には入って決勝には上がりたい」

　7月7日に松戸競輪場でFIガールズシリーズの初日が開催された。6Rにはガールズの予選1が行われて、地元の五味田奈穂（千葉・124期）が登場。前受けからレースをスタートしそのままペース先行。細田愛未のまくりには屈したものの、２着には逃げ粘り意地を見せた。

　「ホームで流しすぎてしまって細田さんが来やすくさせてしまった。でも逆にスローに落としていたので、後ろを千切ってもらって自分が後ろにハマれたのはあると思う。最後、迫れたのでもう少し早く後ろに入って差しにいければ良かったけど。そのあたりは修正したいですね。体自体は良かったし、今回は気合いが入ってます。発走前に師匠の野口（裕史）さんと武井（大介）さんからも頑張れって言われて、気持ちも入りました。（野口とは）今までも一緒の開催はあったし、その時も気持ちは入りました。明日こそは勝って決勝にいきたいけど、まずは確定板には入って決勝には上がりたい」

　野口の弟子である五味田にとって、今シリーズは一門の長である吉井秀仁氏の冠杯で気合いは十分。予選2は格上の鈴木奈央が相手となるが、持ち味の積極策で逆転を狙う。

• 選手詳細データ

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  五味田奈穂 選手千葉・124期