寺崎浩平が18連勝でS級へ ~名古屋競輪~

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寺崎浩平
令和の怪物が誕生

 3月25日(水)、名古屋競輪場で行われているF1シリーズで寺崎浩平選手(福井・117期)が優勝を飾り、デビューから無傷の18連勝でS級への特別昇級を決めた。

 寺崎は史上初の早期卒業制度で菊池岳仁選手(長野)と共に今年1月にデビューすると、9連勝でチャレンジ戦を卒業。A級1,2班戦で菊池選手の連勝が13で止まる中、圧倒的なスピードで別線の包囲網をねじ伏せて偉業を達成した。デビューから18連勝でのS級特進は「平成の怪物」深谷知広選手(愛知・96期)以来、史上二人目。(2008年にA級チャレンジ制度が設けられて以降)。

 レース終了後の勝利者インタビューでは「走る前はプレッシャーを感じていたんですけど、9番手になることは想定していたし、レースでは落ち着いていけました。(18連勝を)決められて良かったです。A級ではまくりにこだわったんですけど、S級になってから競走を覚えようと思っていたので (S級では)ラインに貢献できるような走りをしたい」と喜びをかみしめ、S級への抱負を語った。

 
 

及位然斗記者

2020年3月25日 15時42分

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