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2020年5月22日 20時18分

佐藤礼文が3カ月ぶりの実戦 ~名古屋ミッドナイト~

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佐藤礼文
復帰戦でいきなり魅せるか

 5月24日からは名古屋でミッドナイト競輪が開催される。2月前橋での落車は気掛かりも、影響なく参戦なら佐藤礼文から目が離せない。前橋の後はたっぷり時間があった。3月があっせん停止。4月、5月は合わせて4本が開催中止となっている。落車した前橋では特班が懸かっていた実力者なので、心身ともに立て直して参加ならやはりVの最有力候補だ。しっかりレースを組み立てて、最後は持ち前のスピードを発揮して同期のライバルを一蹴する。
 怖いのが追加参戦してきた田上晃也。安定感の高さでは115期勢の中でもトップクラスで、通算の3連対率は驚異の96%。直近の5月玉野212着でも、決勝は古豪・増成富に差されたのは意外だったが、同期の荒木貴、田中大はパワーでねじ伏せた。注目度では佐藤に一歩譲ものの、信頼性の高さなら順調な分、田上の方が上だろう。積極的な走りでここもレースをリードしていくか。
 古賀勝大は、初優勝の1月西武園ミッドナイトから優勝こそないが、先行基本のレースでほとんどの開催を無傷で優出している。こちらも4、5月は開催中止が続いて久々の実戦となるが、本領発揮ならあっさりのケースもありそう。
 さらに北野佑汰、緒方慎太朗も軽視は禁物だし、ルーキー以外なら4月豊橋で番手まくりながら田中大らを破って優勝した渡邉正人が見逃せない存在だ。

 主力勢には久々の実戦になる選手もいて、波乱の余地もありそう。佐藤、田上、古賀の115期3強がV戦線をリードするが、やはり一番注目されるのが怪我明け初戦でもある佐藤だろう。しかも、2回の失格点が祟って来期もチャレンジ。今期の残り4戦で9連勝特班とモチベーションは誰よりも高そう。実力は折り紙付きで、前期は4Vを含む20勝をマークし、今期は特班に2回王手を懸けている。
 「遂に逃げの決まり手が消えましたが、仲間からはもうチャレンジでは内容はいいから勝ちを狙ってこいと言われています」
 決勝で落車し、特班にも失敗した2月前橋以来、久々の実戦となるが、卓越したスピードを生かしたまくりの破壊力は半端ない。2班に上がるまでは“少しでもいい位置を取って自力で力を出し切る”と言う勝つ自力をモットーに結果のみを追求する。

権田浩一 記者

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