『ルーキーシリーズ2020』開幕 ~広島競輪場~

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町田太我
地元でデビューを迎える中四国期待の星
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“三密”を避けた取材で新型コロナウイルス感染症対策
コロナウイルス対策をしての開催

 117期、118期がいよいよデビュー。3月24日に養成所を卒業した117、118期による「ルーキーシリーズ2020」の第1弾が、広島競輪場を舞台に5月15日から始まる。新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、無観客での開催となった今シリーズだが、開催中止の可能性もあっただけに、選手たちの協力はもとより、関係者の努力でここまでこぎつけた。異例の無観客でのデビュー戦となるが、ルーキーたちは、走れる喜びをバンクで表現し、無限の可能性を画面越しのファンにアピールする。

 養成所時代に3回行われた記録会で史上初めてすべてゴールデンキャップを獲得した町田太我(初日12R)が、地元シリーズのトリを務める。
 「卒業してからフレームを換えて、その感触がいい。(5月7日の)エキシビションでも自分の走りができたし、スピードが出た。だいぶ仕上がってきたし、あとは気負わずに自分らしく。自分の力を出せれば、結果はついてくると。自分の脚をアピールして勝ちたい」

 一昨年の平昌冬季五輪、モーグル種目で銅メダルで表彰台に上がった原大智(同9R)は、競輪に挑戦してプロの道を踏み出す。
 「(卒業してから)一日一日を全力でやってきました。バンクが使えなくて街道でやってきたけど、毎日ガムシャラでした。自分でもどのくらい成長したのか、それも確認したい」

竹内祥郎記者

2020年5月14日 22時23分

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