小倉竜二は町田の状態に太鼓判を押す

　3月28日、第8回大阪・関西万博協賛競輪in武雄（GIII）の初日が行われ、初日特選は町田太我が別線完封の逃走劇を披露した。今シリーズはウィナーズカップ出場組が不在で先行力ではメンバー随一。初日を終えて優勝候補に躍り出た。

　町田は「まずは1度、押さえてみてって感じでしたね。雨で感じはわらかないけど、（感触は）つかめたと思う。（カカりは）いいと思いますけど、雨だったので参考外ですね。今日は展開に恵まれました」と冷静に振り返ったが、連係した小倉竜二は絶賛した。
　
　小倉は「（町田は）強すぎる。バックはまくるようなスピードで踏み上がっていった。浅井君がすんなりだったので、いいところまでくると思って、余裕をもっていたら離れ気味になった。向かい風であそこまで踏み上がるとは。（町田は）かなりいいような気がする」。

　町田は前検日に「12月からフレームを換えて、初速は良くなっているけど、末脚の粘りが甘いことが気になる」と語っていたが、初日はそんな様子を微塵も感じさせなかった。明日の11レースでは阿竹智史を背に再度の逃走劇を披露だ。

• 選手詳細データ

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  町田太我 選手広島・117期