news-detail-bnr

2020年7月31日 13時58分

強力過ぎる熊本タッグ!! ~別府ミッドナイトが本日31日に開幕~

photo-16983
嘉永泰斗
先輩・瓜生崇智と決める
photo-16984
佐藤水菜
山原さくらとパワー対決だ

 S級特進をかけた7月武雄ミッドナイトは112着と無念の結果に終わった嘉永泰斗。決勝は特進を意識し過ぎたのか、安全運行が裏目に出た印象だったが、それでも直線での脚勢は際立っていた。今年の成績は素晴らしく、24走して4V含み16勝、2着6回で連対率は驚異の9割超。今シリーズの上位陣は他に自力型が少なく、思い通りのレースを演じられそう。余裕を持って的確なタイミングで一撃を放ち、瓜生崇智との熊本タッグで決める。瓜生も目下2連覇中と絶好調。決勝は自力を封印して後輩の援護に回ろうが、最高の目標を得て3連覇へ視界は良好だ。中園和剛、四元慎也は熊本勢に加勢か、自分でやるか五分。どちらにしても連候補からは外せない。
 岡山勢は藤田昌宏、高嶋一朗、高津晃治ら追い込み型ばかり。予選から機動型が勝ち上がってこない限り藤田が自力で戦うことになるか。徳島勢も伊藤大彦、増田鉄男とやはり機動型が不在では…。

 嘉永は、前期A級の競走得点トップ。昨年の立て続けのアクシデントで、S級で活躍する同期に遅れを取った分を1日でも早く取り戻すべく今年は怒涛の快進撃を見せている。出場が確実視され、特進チャンスだったレインボーカップが中止となった事に奮起し、7月武雄ミッドナイトで3場所連続完全Vでの特進を目指したものの、無念にも連勝は8でストップ。また一からやり直しとなったが、高校時代から自転車競技で活躍した高い能力に磨きがかかって脚力的にはA級レベルではない事実は変わらない。“落ち着いてレースできるようになった”と戦況を見極め、ケタ違いのスピードで繰り出すまくりが今の主戦法だが、元々が地脚タイプで長い距離を踏めることがセールスポイントだっただけに、上位の機動型が少ない今シリーズは先行基本に戦うことになろう。

 ガールズは、佐藤水菜と、7月弥彦、小倉を完全優勝し復活を遂げた山原さくらの力比べ。同じく積極タイプの吉村早耶香、久米詩が両者をどこまで苦しめられるかと言う一戦だ。勝負強い比嘉真梨代と前々に攻める増茂るるこが伏兵。
 本命は佐藤でいく。ガールズ2位の18Vをマークした昨年に比べると、やや勢いに欠ける今年の序盤戦だったが、開催休止が続いた期間にしっかり練習して充電。5月川崎から一段とパワーアップした走りで怒涛の3連覇を決めた。石井貴(千葉)、長澤彩を相手に逃げ切った6月伊東の決勝など見事だった。7月1日付けで強化指定B入りを果たし、6月末から伊豆に拠点を移して新たな生活を始めた。かねてより競技志向を持っており、念願かなってモチベーションもさらに上がろう。ここを走ると8月は競走予定がなし。一戦に賭ける思いは強かろう。踏み出してからの強烈な加速、敵の反撃に合わせ切る踏み直しが戻り、タイミングを逃さず思い切って飛び出せば結果は付いてくる。

権田浩一 記者

開催情報

ページトップへ