第29回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)「理事長杯」 ~前橋競輪場~

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日本代表による壮絶なスピードバトル(③脇本雄太、⑨新田祐大)
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脇本雄太
理事長杯を逃げ切った③脇本雄太
やっぱり強かった脇本雄太

 前橋競輪場で15日に幕を開けた「第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」は、初日のメインに「日本競輪選手会理事長杯」が行われた。S班9人による戦いは、脇本雄太が別線を完封する逃走劇を披露。1着賞金2035000円(副賞含む)を手にして、18年に次ぐ2度目の寬仁親王牌制覇に順調なスタートを切った。2日目はV戦線を占う意味でも見逃せない「ローズカップ」。単騎になった脇本が準決フリーパス(失格以外)と言えども、どんな走りを見せてくれるのか全国の競輪ファンから熱い視線が注がれる。

【脇本 雄太(福井・94期)】
 「(初日は)長い距離を踏んでラインで決めるためにっていうのを念頭に置きながらレースをした。結果的にはうまくいかなかったんですけども、自分のなかでこの距離でもしっかりもつっていうのがわかったんで良かった。(初日のレースは)悪くないんですけども、これだとまたラインを引き連れて決勝に上がれないので、まだもう少し考える必要があるのかなと。自分が優勝するためには、まずは味方を作っていかないといけないので、課題は残っているのかなと思います。(ローズカップは)単騎になりそうですけど、力を出し切れるように頑張ります」

竹内祥郎記者

2020年10月15日 20時01分

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