オールスター決勝は見どころ満載 ~名古屋競輪場~

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脇本雄太
古性優作と息を合わせてG1連覇
脇本雄太の上がりタイムはバンクレコードタイ

 名古屋競輪場を舞台に行われている第63回オールスター競輪は8月16日(日)に決勝戦を迎える。準決勝10Rは3連単で25万円を超える高配当が飛び出し、続く11Rは落車と失格によるアクシデントもあり波乱続きであったが、最終12Rは脇本雄太がバンクレコードとタイ記録となる上がり10秒4のハイラップでまくって古性優作とワンツー決着。ファン投票1位の期待を背負いしっかりと決勝戦へと駒を進めた。

 決勝戦の並びは以下の通り決まった。
 ⑦脇本雄太-①古性優作-④守澤太志
 ⑨原田研太朗-③松浦悠士-⑥柏野智典
 ⑤山田英明-⑧内藤秀久
 ②諸橋愛
 
  6月高松宮記念杯を4連勝で完全Vを遂げた脇本は、続くサマーナイトフェスティバルこそ決勝進出を逃したが、次の地元、福井記念を4連勝。今シリーズも初日のドリームで単騎ながらも、他の8選手を完封する逃走劇を見せた。2年連続のファン投票1位、G1連覇の期待を背負う脇本には、準決同様にに古性優作がマーク。他地区ながら守澤太志が固めて、3車のラインができあがった。
 「(決勝は)古性君と近畿2人なんですけど、しっかりワンツーできるように頑張りたいと思います。(3番手に守澤が付けるのは)それもラインとして、ちゃんと上位を独占できるように。自力で頑張ります」
 新田祐大をはじめるとするナショナルチームのチームメイトが敗退も、脇本は決勝に進出。決勝のメンバーでは先行力で抜けた存在だけに、高速バンクを舞台にどんなり走りを見せてくれるのか、優勝の期待は高まるばかりだ。

 なお決勝戦の発走時刻は16時30分、エンジョイサイトの投票締め切り時間は5分前の16時25分となっています。最終日の最終レースまでご投票をお楽しみください。

本吉慶司記者

2020年8月15日 17時30分

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