- 稲垣
- 裕之
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村上義のVで力をもらう
全日本選抜の落車で右鎖骨を骨折し、1カ月実戦を離れたものの、「2回目なので思ったより痛みはなかったし、プレートを入れて自転車にすぐに乗れました」と練習を再開。大事をとって名古屋ダービーを欠場したが、今回からG1戦線へ復帰だ。
「不安要素がある中でG1を走るのはと考えて名古屋は欠場しました。でも練習では1番良いときに戻ってます。ただ実戦となると別で、脚力、判断はまだまだ。流れのなかで出し切れてない。でも、走るごとに良くなっているので、本番までに戻せると思います」。
その名古屋では既報の通り、村上義弘が4度目のダービー制覇。さらに近畿勢の勢いが増す。「次は自分も」と稲垣も今回ばかりは普段以上に力が入る。
「村上さんをはじめ、近畿勢の気持ちが入った走りを見て僕も力をもらったので。これから静岡に向けて調子を上げていきたい。全日本では失格して迷惑をかけたので、その分もダービーでは頑張らないと」