
武田豊樹
-
相性いい大会で決める
8月松戸記念から立て続けに3回の落車。今年も後半戦は厳しい戦いを強いられている。それでも3月ウィナーズカップ優勝のアドバンテージで賞金ランクは7位。5年連続のグランプリ出場へ好位置をキープして最終決戦を迎える。
「ケアに時間は取られるけど、強度を落とさず練習はやれてる。時間が足りないところは経験を生かしてやります。現時点で感じは悪くないし、いい状態でいけると思う」
武田にとって、過去2度の優勝を誇る大会との相性は大きなプラス材料だ。「何なんですかね? 小倉は走りやすいし、競輪祭は僕や平原(康多)が優勝してるいい思い出がある」。今年も順調とはいかない「厳しいシーズン」だった。それでも「最後の最後にご褒美をもらえるように」。強い気持ちを持って、最後まで戦い抜く。