ピックアップ GⅠ 小倉 11/18
東京五輪では地元、日本代表としてケイリン(16位)、スプリント(26位)の2種目に出場した新田祐大は、8月のオールスターから競輪に帰ってきた。そこからわずか4カ月足らず。7年連続8回目のグランプリ出場には優勝しかないなかで、シリーズを着。準決の4着で夢が散った。
「連日(優勝を)意識しすぎてダメなレース(4日目のダイヤモンドレース)もあったけど、このバンクだから早い段階で仕掛けてラインで決めたいっていうのがあった。結果につながらないレースもあった。グランプリを逃してしまって、来年は1班として上を目指す立場になる。本当はグランプリを決めて来年を迎えたかったけど、(最終日の1着は)いい形で終われたと思います。オリンピック後は(競輪に復帰して)周りの雰囲気やオッズなどを見ても期待されているっていう実感があった。そういう期待はパンツの色が変わっても変わらないと思う。来年はその期待に(G1制覇で)早い段階で応えられるように」