女王児玉碧が譲らない
女王・児玉碧衣が出場。昨年大会と同様に緩めず勝利のみを追求する。常勝を義務付けられる中でモチベーションが薄れた時期もあったが、未勝利に終わったガールズケイリンフェスティバルの屈辱で闘志に火が付いた。以後はガールズドリームを含めて22戦負けなし。唯一の不安は腰痛が出たケースのみ。ナショナルチームメンバーをも凌駕するダッシュ、スピードで地元G1の前半戦を盛り上げる。
デビュー1年半でグランプリ出場が見えた尾方真生。思い切ったレースが目立っており、姉弟子の児玉との差が縮まったことを実感できるような快走をしたい。今年はグランプリに戻ってくることが確実な小林莉子、キャリアハイともいえる活躍が光る荒牧聖未らも存在感を示す。柳原真緒、大久保花梨、久米詩、尾崎睦、太田美穂まで横一線で、どこまで児玉に迫れるか。