ピックアップ GⅠ 久留米 04/26
グループCの優勝は、124期の竹野百香。3日間人気に応えての完全Vだ。決勝は警戒されたなかで応じた運びを見せ、鮮やかにまくってみせた。純粋な脚力のポテンシャルはいうまでもないが、精神的な成長も感じさせる優勝だった。
「2日間先行して、先行で優勝したかったので思いっきりsを取りに行ったんですけど、失敗してなかなか位置が決まらなくて。周回中の時に脚を使ってしまいました。田中(まい)さんがさらに自分を切りにきたし、もう脚も使っていたので先行は難しいと分かったので、頭を切り替えました。先行は出来なかったけど、早めに仕掛けてバックでは先頭に立ちたかったので良かったと思います。あの状況だったら、納得のいくレースができました。来年こそは上のクラス(G1)を走りたいです。そこに向けて、違うことをするよりも今のスタイルで頑張っていきたい。最近はスピードを強化するような練習をしているので、そこをもっと伸ばしていきたい」