新鋭が旋風を巻き起こす
脚力拮抗のグループ。実績では永禮美瑠、高木佑真、永塚祐子がリードしているが、やや決め手に欠ける。そこで注目したいのが、ルーキーの熊谷芽緯、宇野紅音だ。宇野は前々に攻めのレースを早々と確立させた上に、自力で勝てる選手を目指して前進中だ。熊谷は124期きっての先行レーサーで、3月別府MN、4月高松MNを連続決勝3着など安定感を増していっている。熊谷の冬期移動で一緒に練習したライバルが本格デビュー初Vを目指して覇を競う。
流れに乗ってのタテ脚勝負が身上の永禮、自在派に転身した高木が両者の前に立ちはだかる。さらに機動力が高くて上昇ムードの永塚は最も怖い存在となるかも。また、他の選手も脚力差は少なく伏兵の台頭も。