佐々木豪が無傷の優出 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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佐々木豪
3連勝での優出にサムズアップ
ファイナルを見据えて脚力を温存しての白星

 「TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスタードームチバ)」で行われているジャパンヒーローズのラウンド6は、12月12日に2日目を迎えた。デイでの準決では、ファイナル進出をかけて国際基準の木製トラックで熱戦が展開された。佐々木豪、石井洋輝、武田亮、岩本俊介、志田龍星、三好恵一郎の6人が決勝にコマを進めた。S級選手が5人を占めるなか、タイムトライアル1位でルーキーの志田は前回のPIST6からの連勝を7に伸ばした。

 志田同様に佐々木豪(愛媛・109期・S1)も3連勝で優出。準決では石井のまくりを2番手から追い込む“省エネ”で余力を残した。
 「人任せにはしないようにって意識はしてました。(青野将大が仕掛けて来て石井との2番手取りで)あそこは迷ったけど、無理して粘ってもしょうがないかなと。3番手が取れるんなら3番手を取ってと。そのあとも自分で仕掛けてもいいかなっていうのがあったんですけど、前のタイミングを見ながらになりました。昨日(1日目)は2本とも長い距離を踏んで脚がキツいところもあったんで、少しは貯金ができたなかと」
 PIST6は1日に2走をこなさなければならず、タフさが求められる。それだけに準決である程度、脚力を温存できたのは、大きなアドバンテージだろう。
 「ここに来る前からすごくいい状態で、タイムも出せる。初めて来たピストシックスですけど、完全優勝を狙える位置にいるんで完全優勝をしたい」
 “ストップ・ザ・ルーキー”。志田のPIST6連続完全Vを阻めるデキに佐々木がありそうだ。

竹内祥郎記者

2021年12月12日 15時49分

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