佐々木豪が地元で好気合 ~松山競輪~

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佐々木豪
再度で差し切ってみせる
犬伏湧也を差し切った

 松山競輪開設75周年大阪・関西万博協賛『金亀杯争覇戦』は、12月6日(金)に2日目が行われた。二次予選11レースは、地元の佐々木豪(愛媛・109期)が犬伏湧也を差し切って1着。地元ファンの前で好走を見せた。

 打鐘過ぎからカマした犬伏を、ピタリと追走。若干車間を切って、後ろをけん制する余裕も見せて、最後は渾身の差し切り。文句なしの番手戦で、1着をつかんだ。前回大会では二次予選で敗れており、「2日目が鬼門」と話していただけに、レース後は安どの表情を浮かべた。

 「中団からなら、こうなるだろうっていう想定内のレースだったし、落ち着いてました。犬伏君がカマしてくれたし、自分も車間を切って、後ろを確認してけん制して。自分が前でやる時にやってほしいことを、やってあげたいって思ってた。踏み直しがすごかったけど、差せて良かったです。久々に地元記念の準決に乗れたんで、嬉しいですね」

 もちろん、ここがゴールではない。決勝戦で男になるために、犬伏と再連係となった準決勝は絶対に落とせない。

 「愛媛の先輩方は、みんな松山記念を獲っている。獲っていないのは自分だけで、置いてかれていると思っています。気持ちを入れて、準決勝をクリアしたい」

 もう一度心を奮い立たせて、勝負へ挑む。

熊谷洋祐記者

2024年12月6日 19時09分

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