強気の姿勢で臨む

　9月16日（金）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター PIST6カップ1の一次予選が行われ、5Rに出走した村田瑞季が冷静な立ち回りから力強い逃げ切りを披露してPIST6初勝利を飾った。

　レースは残り3周でペーサーが退避するも、大きな動きはなくスローペースになった。見かねた上遠野拓馬が残り2周で仕掛けると、その動きに乗った村田が一気に前を叩き先行態勢に入った。その後は後続を突き離して、最後は後ろを確認するほどの余裕をもちながら先頭でゴール板を駆け抜けた。

　今回で2回目の参戦となる村田だが、前回未勝利に終わった悔しさを胸に初戦に臨んだ。
　「上遠野さんの上をすかさず行けば、悪くても2着までには残れると思った。コーナーの走り方を含めて、前回の反省点を生かして走れた。1着を取れたけど、次も気を緩めずに走りたい」

　今シリーズの意気込みについては「木村（皆斗）や中島（詩音）君、それに京都の先輩である小谷（実）さんには負けたくないですね。初戦で準決を見据える走りができたし、ピンピンで勝ち上がれるように頑張りたい」と強気の姿勢を示していた。

　過去の優勝経験がある関東の若手2人に注目が集まる中、今シリーズのダークホースとして二次予選以降の走りに注目だ。

• 選手詳細データ

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  村田瑞季 選手京都・117期