実力拮抗で混戦模様

　5月20日～21日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド7が開催される。

　今節は実力伯仲のシリーズで混戦の様相を呈している。その中でも中心は、前回完全Vを達成した大石剣士。優出実績ある長尾拳太や小畑勝広が逆転候補で、格上位の竹内智彦、河村雅章らも虎視眈々と初Vを狙う。

　19日の前検日にはタイムトライアルが行われ、優勝候補の大石はは10秒723を叩き出して全体7位で通過した。
　「250バンクは高校生の時も走っていたし、久々だけど問題ないと思う。腰痛で低迷している時期もあったけど、最近はだいぶ良くなってきた。（タイムトライアルは）良くなかったですね。でも自分はいつもこれぐらいのタイムだし、そこまでは気にしていない。少しスカスカする感じがあったので、少しサドルをいじって調整する。レースはいつも通りギアを上げて走るので大丈夫だと思う。単騎戦は気持ち的には楽に走れるし、しっかり結果を残せるように」

　前回のサードクォーター ラウンド3では雨谷一樹や青野将大といった強豪を撃破し、4連勝で初Vを達成した。今回は8ヶ月振りのPIST6参戦となるが、持ち前の機動力の高さで難なく克服して2連続完全Vを狙う。

• 選手詳細データ

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  大石剣士 選手静岡・109期