ライン決着で自信を付けた大石剣士 ~松戸競輪場~

photo-76802
大石剣士
メモリアル達成の地で奮起
メモリアル達成も十分だ

 1月23日(火)から松戸競輪場で始まった『創刊55周年第23回夕刊フジ杯』。
 最終12レースで行われたS級初日特選は大石剣士(109期・静岡)が青板周回のバックで先頭に立つとそのまま別線をシャットアウト。番手の和田健太郎には差されたものの、ラインでワンツースリーと確定板独占を演出する走りを見せた。
 「2周半ちかくを駆けて誰も来させずにラインでワンツースリーですからね。ほぼ100点といえるレース」と完ぺきなレース内容に笑顔。「状態は前回から上がっていて、ダービーの権利とかもあるけど気にし過ぎてても仕方ないと割り切って、積極的にいけているのが良いと思う」とダービー出場のボーダー付近にいるが良いメンタルで臨めているようす。
 「初日のレースで100点って言いきるには押し切りたかった。ジャンから全開だったので、和田さんを振り切るのは難しいけど、こういう競走をしていればチャンスはあると思うので。松戸は100勝を決めた場所なので200勝もあるかもしれない」
 準決勝も再び和田を背にする番組で、初日のような快走に期待したい。

角田祐馬記者

2024年1月23日 21時59分

開催情報

ページトップへ