好調の棚瀬義大がタイムトライアルを1位通過 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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棚瀬義大
先行力を発揮し連続Vを狙う
伊藤信は10秒456を叩き出しタイムトライアルを2位通過

 4月16日(火)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 4月 第2戦が開催される。中心はS級1班で格上の伊藤信。PIST6では6Vと実績面も申し分なく持ち味のスピードを生かし復権を狙う。根本哲史も底力はあるだけに侮れず、前回4連勝で初Vを飾った棚瀬義大や現行競輪で勝ち星量産中の梶原海斗といった新鋭も争覇圏内に位置している。

 15日の前検日にはタイムトライアルが行われて、近況好調の棚瀬が10秒355を叩き出し全体位1で通過した。
 「花粉症が出てしまい、今回はそこが少し気になる。体調があまり良くないわりには、(タイムトライアルは)後半が伸びている感じだったし、思ったよりはいいのかもしれない。前回のPIST6は優勝できたけどたまたまだと思う。現行競輪でも結果は出ているけど、決勝で2分戦になることが多くてプレッシャーはある。PIST6では前回もタイムトライアルが全体1位だったし、今回も1位で特にプレッシャーはない。逃げ切ってまた優勝できるように頑張りたい」

 前回のPIST6 2023 ラウンド42では2度目の参戦ながらオール逃げ切りとポテンシャルの高さを見せつけて、123期では一番乗りとなるPIST6制覇を達成。現行競輪でも前場所の宇都宮で完全Vを飾るなど勢いも十分で、今節も自慢の先行力を発揮し連続Vを狙う。

髙野航記者

2024年4月15日 16時34分

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