大阪期待の星・常次勇人が当所に初見参 ~立川競輪場~

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常次勇人
強力な地脚を発揮して別線完封
積極的な走りは師匠譲り

 12月2日(金)から立川競輪にてF2シリーズが開幕する。12月は代謝制度にかかる選手や昇降級など、それぞれ思いを秘めて激戦が繰り広げられるが、ここでは特別昇班を果たして1・2班戦で奮闘中の第10レースを走る常次勇人(大阪・121期)にスポットをあてる。

 常次は前回の大宮を欠場して、今回は中26日空いての参戦。
 「11月半ばに体調を崩してしまった。体調は正直良くないけど、走れる状態ではあります。ホームとバックを取るレースを心掛けているので、初出走の立川でも力を出し切るレースで頑張りたい」と、復帰戦でも師匠である岡崎智哉(大阪・96期)譲りの積極策で魅せるレース運びか。 

 別線の先頭で戦う馬場和広(埼玉・98期)は同じく積極的なタイプだが、常次は「絶対に1着を取りたい!とか、そんな思いはないですよ」と結果より、内容を重視した話しをするだけに主導権は譲らないはず。番手は初連係となる田中秀治(岐阜・82期)で、追走が堅実なだけに直線の長い立川バンクならゴール前勝負に注目だ。

永岡孝史記者

2022年12月1日 16時04分

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