A級決勝の近畿勢は別線勝負 ~京王閣競輪場~

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常次勇人
修正点は炭水化物摂取!?
常次勇人は決勝に向けて修正点を語る

 3月26日から京王閣競輪場で行われているミッドナイト競輪「Kドリームス杯」は28日に最終日を迎える。A級の決勝戦は近畿の若手機動型が別線勝負を選択。並びは以下の通りになった。

 ③常次勇人-②藤原誠-①荒澤貴史

 ⑤伊藤歩登-⑥川木敬大

 ④山崎充央(単騎)

 ⑦塚本勝士(単騎)

 今節のV候補筆頭格であった常次。準決勝はジャン過ぎ3コーナーから巻き返したとはいえ、番手の藤原誠に差されただけではなく、3着とは微差の2着で危うく決勝を逃すところだった。「今日(準決勝)は差されたら、あかんレースでした。最後はしんどかったし、(決勝を逃すところまで)沈んだと思いました」とレースを振り返った。

 末の粘りを欠いた要因は「体重を落としたことですね。92キロあったのを89キロまで落としたんです」と自己分析。「体重を落としてダッシュをつけたいと思っていた。炭水化物をすべて抜いていたので、それかもしれない。そこは考えないといけないですね」と決勝戦への修正点は炭水化物の摂取になるのかもしれない。

 近畿勢が別線の理由を伊藤歩登がこう語る。「腰に痛みがあるので、人の後ろで自分以外のタイミングで踏むことができないと思う。迷惑をかけたくない」。

 決勝戦は近畿勢の力勝負にも注目してみたい。

小山裕哉記者

2023年3月28日 00時42分

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