レース内容を反省する橋谷成海 ~京王閣競輪場~

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橋谷成海
徹底先行で将来を見据える
準決は同期の野村賢と2分戦

 4月13日に京王閣競輪場でF2ミッドナイトシリーズの初日が開催された。前半にはチャレンジ戦が行われて、徹底先行で売り出し中の若手・橋谷成海(埼玉・125期)は3Rに登場。地元の藤光健一を背にする番組ではあったが、平総一がジカ競りを宣言。橋谷自身は後続を2車身突き放す逃げ切りで白星発進を決めたが、藤光は続けず反省が残る内容となった。

 「後ろが競りになるのは以前にも一回あって、その時に先輩から後ろのことは気にしないで走ったほうがいい。その方が後ろも走りやすいからと言われたんです。今回も連れていけなかったし反省です。ペースを上げないと細田(純平)さんも来てしまうし、レース前から(平と藤光では脚力差があり)ラインで決めるのは難しいと言われていたけど、それでもダメですね。もっと余裕がないと。まだまだ勉強です」

 気になる状態に関しては「脚は全く問題ないです。むしろ体は動いています。京王閣も初めてだったけど走りやすいです」と良好な様子。

 「師匠からは勝っても負けても反省が必要と言われているので。上に上がった時にも何でダメなのかわからないまま終わらないように。今は積極的に走るようにしている」と志は高く今後のより一層は成長が見込める存在。準決は同期の野村賢が率いる4車ラインは強力な相手となるが、自身のレーススタイルを崩さず、積極的なレースで決勝進出を目指す。

髙野航記者

2025年4月14日 01時14分

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