早期卒業生・市田龍生都が登場 ~立川競輪~

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市田龍生都
早期卒業生の力を見せる
関東地区に初登場

 立川競輪F2が、3月28日(金)から開幕する。今節は、史上5人目の早期卒業生として注目を集める市田龍生都(127期・福井)が登場する。

 デビュー戦の1月松戸で完全優勝を飾った市田だったが、2戦目の大垣は、まさかの決勝3着。仕切り直しのはずだった2月松阪は、指定練習中の落車に見舞われて、最終日欠場となってしまう。順風満帆のスタートではなくなってしまったが、2月にマレーシアで行われた競技のアジア選手権では、1kmTTでアジアチャンピオンに輝いており、脚力は折り紙付き。現状を、冷静な口調で話した。

 「もちろん特班だったり、連勝っていうところは意識していたし、狙ってました。でも、大垣はいつも通りの走りをしようとした結果、負けてしまった。甘くないんだなってことを、思い知りました」

 その後の3月岐阜で完全優勝し、次の玉野は体調不良で欠場。今節のデキに関しても、慎重な口ぶりだった。

 「前回はインフルエンザになって欠場しました。過密日程ではないと思ってたけど、免疫が落ちていたんだと思うし、その辺の調整も難しいんだなと勉強になりました。寝込んだけど、一週間以上は練習できたし、体に関してはもう問題ないです。ただ、19日空いたので、レース勘がどうなのかなっていうところはあります」

 今節を3連勝で終われば、次節には特班がかかる。ただ、市田は「おごらずに、一戦、一戦です」と、明日のレースに集中した。

熊谷洋祐記者

2025年3月27日 16時03分

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