市田龍生都が初Vへ ~松戸競輪~

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市田龍生都
デビュー戦を無傷で飾る
向かうところ敵なし

 松戸競輪F2ガールズナイターは、1月6日(月)に最終日が行われる。チャレンジ決勝戦8レースには、早期卒業生の市田龍生都(福井・127期)が連勝で進出。完全Vへ向けて視界は良好だ。

 スタートは中団から進めた市田は、後ろの動きがないとみるや、赤板1センターで3番手から仕掛けて主導権取り。「良いペースで踏めた」と自身で振り返ったように、最終周回は、前半9秒3、後半9秒6の好ラップを刻んで堂々と押し切った。

 「昨日(初日)と比べて、緊張なく走れました。昨日よりも若手の選手もいて、前に出るのが難しいかなと思ったけど、落ち着いて走れました。中団からは狙い通りでした。2周半で動いてくれば、引いても良いし、前も良い感じのペースで踏んでいたので、自分の持ち車間を保って、1周半からから行くタイミングを取って仕掛けられました。昨日は、出切ってすぐに内に締めて後ろが絡まれてしまったけど、今日はそこを改善してラインで出切れた。しっかり良いペースで踏めて、改善できたと思います」

 決勝は、同地区の援軍が不在で単騎戦となるかと思われたが、地元の鳥海創が番手に名乗りを上げた。ラインの仲間を得て、笑顔もこぼれた。

 「聞いたら、鳥海君は同級生だった。嬉しいですね。同級生だし、地元の選手ですし、付いてくれるのは心強いです。決勝のメンバーはみんな動けるし、若手がいっぱいで、養成所のレースみたいで楽しみ。もちろん決勝も、全力を出し切りたいです」

 初めての優勝へ、出し惜しみはしない。

熊谷洋祐記者

2025年1月5日 21時30分

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